活動内容｜NPO法人Mother’s Tree Japan

ACTIVITY
活動内容

PROBLEM
〜Mother’s Tree Japanが向き合う社会課題〜

「日本という異国」での出産とは

日本では在住外国人が2022年までの10年間で、203万人→308万人に増加しました。今後は毎年16万人以上の増加が見込まれます。 そうしたなか、多くの外国人が自然なライフサイクルの流れで出産や子育てを始めますが、自国の文化・風習・宗教と、日本の子育て制度とのギャップが、外国人ママに想像以上のストレスをもたらします。また、行政・医療機関の受け入れ体制の整備が追いついておらず、妊娠中のマイナートラブルや適切なサポートを受けられないことから、仕事をつづけられなくなる女性もいます。人手・予算不足で外国人女性の受診を断る病院も増えています。

在住外国人の家庭が陥る悪循環

現在、外国人ママの多くは、妊娠から産後まで困ったときに気軽に頼れる先がないことからとても孤立した状態にあります。文化の違いによる齟齬は両方の文化をきちんと知っている人しか気づけないため、本人は何に困っているかをうまく伝えることができません。そのため行政や医療機関、医療通訳者も適切に対応できず、その結果困りごとや不安を抱えたまま出産を迎えたり、産後うつを発症してさらに引きこもって孤立するという悪循環が生まれています。

APPROACH
Mother’s Tree Japan の3つのアプローチ
私たちは、外国人ママや家族を取り巻く課題を一つ一つ解決し、
安心して新しい命を産み、地域や職場につながるまでのサポートをしています。

小見出し

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

ボタン

1

困ったら頼れる先になる

子育て寄り添い事業

文化の違いを熟知した先輩ママや通訳メンバーによる母国語でのきめ細かい寄り添いを提供しています。ベテランの保育士や保健師とチームになり妊娠から保育園の入園までサポートします。

下記はご提供サービスの例です。詳しくはお問い合わせください
・LINEでの相談窓口
・オンライン母親相談会
・母親サロン/イベント
・保健師訪問/健診などのKAKEHASHIサポートの派遣

お問い合わせはこちら

2

行政・医療機関とつなぐ

行政・医療機関の利用サポート事業

外国ママと赤ちゃんに必要な行政手続きや定期検診の受診などの場面で、両方の文化の違いを理解したKAKEHASHIサポートメンバーが行政・医療機関と当事者との間に入り、双方をサポートします。

下記はご提供サービスの例です。詳しくはお問い合わせください
・行政手続きの付き添い
・医療通訳派遣
・指差しお産ボードの配布
・行政・医療機関さまのご相談窓口

お問い合わせはこちら

3

外国人家庭が子育てしやすい仕組みをつくる

行政・医療機関・企業と連携しながら外国人ママに日本人が伝えたい情報だけでなく、外国人ママが本当に困っていることを援助者に伝えたりと、円滑にサポートを受けられる体制を整えます。また、各地域の支援団体のサポートを通して全国の外国人家庭が子育てしやすい仕組みづくりを進めていきます。

多文化共生子育て社会を一緒に推進してくださる企業・医療機関様は下記までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

MESSAGE
過去提携企業からのメッセージ

朝日生命保険相互会社

朝日生命保険相互会社様より「朝日の月」醵金をいただきました

MESSAGE
「在日外国人女性へのサポート」と「日本で多様性を認め合い、多文化共生の子育てのなか国際的な感覚を当たり前に身につけた子供たちが育つ社会を目指していること」など当社でも外国の方が働いており、出産や子育てを経験していく可能性があることから活動内容に共感し選定させていただきました。

朝日生命保険相互会社

小見出し

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

ボタン

ACTIVITIES
活動実績

● 2020年度	外国人ママのための産前産後に役立つ動画配信（月2回）
● 2021年度	母国語による母親教室　227人（オンライン母親教室、子育て相談会、オンライン相談など） LINE SNS相談　183人
● 2022年度	母国語による母親教室　299人（オンライン母親教室、子育て相談会、オンライン相談など） LINE SNS相談　141人付き添いサポート　54人
● 2023年度	対面での相談会・勉強会　281人オンライン相談会　512人付き添いサポート　239人 LINE SNS相談　679人お産情報セットの配布　273セット
見出し	ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

FUTURE
私たちが目指す、多文化共生子育て社会

さまざまな国の言語、文化、宗教など「違い」が尊重される子育てが一般的になると、日本人ママが苦しむ「理想の子育て像」から解放されて子育てがぐっと楽になります。さらに「あの国の子育ての智慧は素敵だね！」「日本の子育てのこの風習は取り入れたいな！」などお互いに新たな気づきがあり、それぞれが自分らしい子育てをしていくことができるようになります。

その先にあるのが、さまざまな文化が互いの子育てを尊重し、支え合い、子育てが楽しくなっていくような「多文化共生子育て社会」だと考えています。